鬼滅の刃最終決戦タイムライン!無惨戦から炭治郎の鬼化と結末の全貌
無惨が今際の際に見せた執念は、自身の生存ではなく「自らの想いを後世に遺すこと」でした。何千年も神仏の天罰を免れてきた自身の肉体がいかに不滅であろうとも、死という絶対的な法則からは逃れられないと悟った無惨は、皮肉にも自らを追い詰めた敵である炭治郎にすべてを託すという選択をします。
炭治郎が選ばれた理由は極めて合理的かつ致命的でした。第一に、炭治郎は始祖の呼吸である「日の呼吸」の適性者であったこと。第二に、同じ血筋である妹の禰豆子がすでに太陽を克服していたことから、炭治郎にも同様の耐性が発現する確信があったことです。千年探し続けた「青い彼岸花」を必要とせず、太陽の光すらものともしない究極の生命体――無惨が夢見た「完全なる鬼の王」の素質を、炭治郎は唯一備えていました。
実際、覚醒直後の炭治郎は直射日光を浴びて皮膚が焼かれかけたものの、わずか数秒で適応し、日光を克服しました。太陽光が効かず、赫刀や日輪刀による頸の切断でも絶命しない生命体となった炭治郎に対し、歴戦の冨岡義勇すら「殺す方法がない」と戦慄せざるを得ませんでした。